肌に優しいコットン素材のリラックスルームウェアで快適な寝心地を。

天然繊維の特徴

植物や動物の毛を主な原料としているのが、天然繊維です。天然繊維は化学繊維よりも吸湿性と吸水性に優れており、帯電しにくい特徴があります。ただし、強度は化学繊維よりも弱い傾向があります。

天然繊維の種類

・コットン
綿から作られるコットンは、吸水性と肌触りが優れており、強くて丈夫なため、肌着や衣服、タオルや寝具など、様々なアイテムに用いられています。一方、洗濯した際に縮みやすく、色落ちしやすいデメリットがあります。

・リネン
麻から作られるリネンは吸湿性と放湿性に優れており、清涼感やシャリ感があることが特徴です。デメリットとしては、しわがつきやすく、摩擦に弱い点が挙げられます。

・ウール
羊の毛から作られるウールは、吸湿性に優れており熱を逃がしにくいので、セーターや毛布などに用いられていますが、縮みやすく虫に食われやすいデメリットがあります。

・シルク
繭玉から作られるのが、高級素材のシルクです。光沢があり手触りもなめらかなシルクは、ドレスや着物などに用いられています。一方、強度が弱く、日に当たると変色・劣化するデメリットがあります。

化学繊維

石油を原料としていたり、人工的に加工して作られたりしているのが化学繊維です。化学繊維は天然素材より低価格で、型崩れしにくいのが特徴です。ただし、吸湿性が低く、帯電しやすい傾向があります。

・アクリル
軽くて害虫やカビに強いアクリルは、肌触りや発色がウールに似ているので、セーターなどの冬場の衣服に多く用いられています。一方、吸湿性が低く、熱に弱いデメリットがあります。

・ナイロン
軽くて乾きやすいナイロンは、強度が高くシワになりにくいので、スポーツウェアの素材として人気です。デメリットとしては、吸湿性が低くて帯電しやすく、日に当たると変色しやすい点が挙げられます。

・ポリエステル
世界中で最も普及している化学繊維のポリエステルは、シワになりにくく強度が高いので、制服や裏地など様々な衣服に用いられています。ただし、吸湿性が低くて帯電しやすく、汚れが落ちにくいデメリットがあります。

このように、天然繊維と化学繊維には数多くの違いがあるので、目的や用途に合わせて最適な素材を選ぶことが大切です。ルームウェアに靴下や腹巻きを取り入れる場合には、吸湿性や肌触りがよい、コットンなどの天然繊維で作られたものをおすすめします。